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🟥第1部「大動脈血栓症とは?──突然の麻痺の正体」

🐾 今日のお客さまわんこさんのお話から
今回は 大動脈血栓症 という、とても大きなテーマをお届けします。

先日、初めましてで来てくれた14歳のウィペットさん。
昨年12月初旬に 大動脈血栓症を発症し、突然 両後肢が麻痺。
数日後に右だけは奇跡的に動くようになり、今は 左後肢だけ麻痺が残る3本足生活 をされています。

飼い主さまは
「左後肢をどうにかしたい」
その一心でご相談くださいました。

私が動画を見たときの第一印象は
“3本足で本当によく頑張っている✨”
けれど、同時に気になったのは
動かさなくなった左後肢の 関節の動きの低下 と 体表の冷え。

そして施術当日。
身体に触れた瞬間、さらに大きな“違和感”を感じました。

・体温の左右差が大きい
・左後肢は氷のように冷たい
・皮膚の色も悪く、むくみも強い
・脈がとても弱い

飼い主さまは「動かない脚」に意識が向きますが、
WanLifeは “症状の奥にあるもの” を必ず見ます。

大動脈血栓症とは
心臓から出た太い血管(大動脈)に血の塊が詰まり、
後肢への血流が 突然ストップ してしまう病態。

麻痺は
“神経が切れたから”ではなく、
“血が届かず、動ける環境ではなくなったから”。

だからこそ
右は戻ったのに、左は戻らない。
その「理由」は、身体の中にしっかりあります。

そしてさらに気になるのは
なぜ2回目の大動脈血栓症が起きたのか?
という点。

実は、血栓症は“その瞬間だけの出来事”ではありません。
冷え・循環低下・代謝の弱まり・内臓の負担…
少しずつ積み重なった身体の変化が、最後に“血栓”という形で表面化する。

施術中、その「積み重ね」をひとつずつ紐解きながら、
飼い主さまにお伝えしました。

左後肢は冷え切り、血が通っていない状態。
正直、攻めた施術はできません。
脈が弱い日は、“トドメを刺す”ような刺激が身体に負担になるからです。

だからこそ
✔ 無理な関節運動はしない
✔ まずは「温める」ことを最優先
✔ 血流の道を邪魔しているところをゆっくり緩める

すると施術の途中、
氷のようだった左後肢が ふっと温かくなる瞬間 が訪れたのです。

その時、心の中で
✨「大・大・大・大万歳!!!」✨
と叫びました。

温かくなる=血が届いた証拠。
これは希望です。
身体が“まだ戦っている”という、確かなサインです。

血栓症は重いテーマですが、
「突然の麻痺の正体」を知ることで、
大切な子を守れる可能性が広がります。

次回は
🟧 第2部「後肢麻痺は回復するのか?回復のリアルとホームケア」
をお届けします。

— WanLife 🐾

#犬の大動脈血栓症 #犬の麻痺 #犬の整体WanLife #シニア犬ケア #犬の温活

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