私のこと【修行時代編】

※「母ちゃん」とは、私の個人Instagram内では、自分のことを「母ちゃん」と言ってます。

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今日、とってもとっても悲しい報告があった

実はね、母ちゃんは去年の夏頃から、ワンコの整体の勉強をし始めたの
詩さんの膝蓋骨脱臼（パテラ）で、何か飼い主としてできることはないか？と、思ったのがきっかけ

愛犬のケアをしたかったの

でも、学び始めてそれ一つじゃ終わらない、色々なワンコの世界をたくさん勉強したし、今も勉強中

ワンコはね話せないんだよ
震えているワンコをみて、母ちゃんはね、痛みに耐えてるってずっと知らなかったの

もっと、愛犬のことを理解したい…

そんな気持ちがきっかけだったけど、1年前に会った、友人のシニアワンコ
いつかはケアが出来たらなぁ
と、心の中で密かに思い続けて自分の勉強に打ち込んできた
去年の冬の初め、そのワンコは虹の橋を渡ってしまった
なかなか会えない遠距離で、でも、会えた時、自分の技術不足だと感じで触らせてもらう事さえ言い出せなかった母ちゃん

少し後悔
その時の自分にもできたことあったんじゃないかって…

年が明けて、そんな後悔を胸に、勇気を出して母ちゃんがある飼い主さんにお願いした
17歳というハイシニアのチワワのキミとの出会い

初めてキミをおっかなびっくり
母ちゃんが触ったのは忘れもしない2月末
ママのケアの行き届いた毛並みがとっても綺麗でふわっふわな毛のキミ
愛がたくさんそこにはあって、母ちゃんドキドキしながらキミを触った初めての日は本当に忘れられない瞬間

シニアにある、ごつごつした骨
すでに四肢はピーンとなって突っ張りながら何とか立ちながら、クルクル回るキミ
頭はズーンと垂れ下がり
ママはそれが1番気になるね…
そんな話をしてました

自分の経験や知識を総動員して必死に施術をした初めての日
帰りの道中も帰宅後も、その日を境にキミのことで頭がいっぱいになったよ

もっともっと勉強しなきゃ
早く早く勉強して1日でもパワーアップしたい

勉強している時はいつもキミのことが頭に浮かびながらイメージトレーニングの日々

週一で施術をさせてもらい
キミのちょっとした身体の変化に母ちゃんは一喜一憂

そのキミがね
昨日の朝、虹の橋を渡ったと聞いた

キミとの別れを聞いた時、目の前のことで必死だった母ちゃん
現実味がなく
大阪からの帰りの道中
途中から大雨と暗闇で、テレビを消して、久々に音楽を大音量で聴きながら運転してたらね、頭の中が急にキミとの思い出が走馬灯のように…

あぁ、もっともっと私が早くに技術を身につけてたくさんの施術をしてあげたかった
新しい施術をたくさん考えてたのに…
少し早すぎるよ
元気そうだったキミ
最期まで最期の夜も排尿で自分で立ってできたと聞いた

色々な思いで頭がぐちゃぐちゃだけど…

ママさんのメールの中で
『夜泣きがひどかったので、一緒に抱いて寝てやると安心して寝てくれるのでその晩は一緒に寝ました。朝起きて見たら、眠るように安らかな顔をして、今にも起き出しそうな…』
思い出したら、泣けた

キミはとっても温かく温かく幸せな気持ちで最期を迎えたんだね

愛犬が1日でも健康に生きてほしい
愛犬が最期まで自分の力で立てれるようなケアをしたい

今は色んなワンコで修行中な身ですが、キミと出会い、キミを触りながら、母ちゃんはたくさんたくさん学ばせてもらった

すごく長い期間に感じたけど、実は1ヶ月くらいのキミとの関係

忘れることのできない、貴重で素晴らしい時間をもらったこと、絶対に忘れない

感謝しか本当にない
母ちゃんを本気にさせてくれたのはキミなんだよ

お疲れ様
お空で、たくさーーーんたくさーーーーん走り回ってね
ぐーーーんっと顔をあげて、キミの可愛らしい瞳を見せてあげなよ

母ちゃんもこっちでキミを胸に、また勉強頑張るね
ママさんもお疲れ様でした
素晴らしい経験をさせていただき、チャンスをいただけたこと、本当にありがとうございました

今日の投稿は、単なる母ちゃんの記録
自分が壁にぶち当たった時、この投稿を見て、またリスタートできるように
初心の心、記録しておこうと思っただけ