WanLifeの温灸とは
使用する電気温灸器について
WanLife(ワンライフ)の【温灸】は、
火を使わずに手軽にお灸が楽しめる電気温灸器を使用しています。
使用している温灸器は、【黄帝灸(こうていきゅう)® Ⅲ HS3000 電気温灸器】といい、医療機器認証を取得しているペットも使用できる温灸器となってます。
赤外線パワーが素晴らしく、すぐに温まり、まろやかで確実な温かさをワンちゃんのカラダの芯まで届けることができます。(ナノプラチナシートパワー)
通常の温灸器より、どちらかというと、ストレートでコンパクトタイプなので、細やかな部分に温灸をすることが可能になりました。
ビワの葉エキスについて
電気温灸器とセットで、【ビワの葉エキス】を使用しての、湿熱温灸を原則施術しています。
ビワの葉エキスの成分が、殺菌作用や鎮痛作用をもっているので、カラダ全体の腫れや消炎に効果的と言われています。
ビワの葉エキスで手作り化粧水をつくって使用されている方もいらっしゃるくらいです。
※WanLifeでは、ビワの葉エキスでかぶれを起こすワンちゃんもいるため、あらかじめ希釈したビワの葉エキスを使用して温灸の施術をしています。
身体の芯までしっかりと温めるビワの葉温灸
ワンちゃんを温める熱として「乾熱」「湿熱」の2種類があります。
電気温灸器の効果
犬の整体やドッグマッサージなどと非常に相性がよく、相乗効果が期待されるので、通常の犬の整体メニューでは、最初にこの温灸メニューを取り入れてます。
ワンちゃんの状態に合わせて、シニア向けのツボなど、数あるツボのなかで、効果が期待されるツボを温灸であたためることも可能です。
※季節やワンちゃんの状態により、温灸をせずに次の施術になる場合もあります。
電気温灸器を使うメリット
WanLife(ワンライフ)が通常の温灸器ではなく、あえて電気温灸器を使う理由は、お灸独自の煙やニオイを気にすることなく、お灸の温熱を実感することができるからです。
特にご自宅に訪問しての施術の場合、無煙タイプの温灸器でも、多少のにおいと煙は出ることがあります。
また、火を使うことにより、ワンちゃんの毛を痛めてしまうリスクは多少あります。
WanLifeが使用する、電気温灸器(黄帝灸)は、30秒ほどで施術可能の温度に達し、時間短縮により、メインである整体や筋膜リリースなどに施術時間を費やすこともできます。
温灸とお灸の違い
よく聞かれることが
「温灸」と「お灸」の違いって何??
「温灸」も「お灸」も温熱の刺激加えるという点ではほとんど同じです。
個人的な意見にはなりますが、
熱さの刺激がシャープ(熱い)=「お灸」
熱さの刺激がソフト(温かい)=「温灸」
だと思っています。
「お灸」の方が、高い熱をきっちりとツボに入れるので、熱刺激がワンちゃんのカラダにピンポイントに入ると思います。
WanLife(ワンライフ)の【あたためる】という施術の目的は、次のステップにある
・犬の整体
・ドッグマッサージ
・筋膜リリース(メディセル)
の施術の効果をアップさせるための準備体操という位置づけになっています。
ワンちゃんの皮膚はヒトの皮膚と違って非常に刺激や乾燥に弱く、皮膚のトラブルを起こしやすいと言われています。
よって、なるべく皮膚の負担にならないように、また、施術時間は長くなればなるほどワンちゃんの集中力はヒトよりも短いので、メインの施術を重視するように短時間でカラダを温め、次のステップに移行できるように、「(電気)温灸」を取り入れています。
お灸
・直接、もぐさを皮膚にのせる療法
・ピンポイントで強めの熱刺激
・慢性の内臓疾患や、ぎっくり腰や急な腹痛などの急性症状によく効くと言われいている
・ツボは自分の体質にあったものをきちんと選ぶ必要がある
温灸
温灸には色々な種類がありますが、総合的な言い方だと「大きく・ソフトに・カラダ全体を温める」という位置づけになります。
ピンポイントな症状にフォーカスして効かせるというより、カラダ全体の免疫をあげ、体質そのものを改善していくことに適しています。
よって、「お灸」にも良さがありますが、ワンちゃんのパピーからシニアまで、まだまだ健康なんだけど病気を防げるようなカラダづくりをしたいといったトータル的な目的に適した「温める」という効果については、「温灸」の方が適しているといえるかと覆います。
「温灸」は、「治療」という意識概念ではなく、「未病(みびょう)」=(大きな病気や重い症状が出る前の、健康ではないけど、症状が悪化する前の状態)に適しているのです。