プラーナ和漢自然医療アニマルクリニック
@prana_animal_clinic_mori
森獣医師による名古屋健康相談会のお話の次は、
恵風舎ぽかぽかさん主催
@keifuusha.pocapoca
【常滑健康相談会】1日目を終えて、私なりに感じたこと。
先日の名古屋健康相談会では、
2日間を終えた時点で「養生」と言われた子が0匹でした✨
今年もかなり暑い夏だったのに、みんな上手に乗り越えたんだなぁ…と思っていたら、
常滑では続々と
「夏バテしていますね」と💦
なぜ、こんなに違ったんだろう?
もちろんシニアの子など、年齢や元々の身体の状態によるものもあります。
でも、それを除いて一頭ずつお話を聞いていると、少し見えてきたものがありました。
常滑は海からの風もあり、名古屋より「涼しい」と感じることがあります。
だから外気温が高くても、
「風があるから今日は散歩できそう」
と、体感温度で判断していたケースがありました。
そして、ある大型犬さんは
「室温は27℃でした」と。
人間にとって室温25℃以下は寒く感じることもあります。
それでも、その子は今回、夏バテを指摘されました。
以前からWanLifeでは、
✔️外気温25℃以上では無理に散歩をしない
✔️室温25℃以下を基本の目安にする
とお伝えしています。
もちろん「25℃」だけを守ればいいわけではありません。
冷えやすい子やシニアの子には腹巻や寝床などで暖かさを選べる環境を作る。
湿度、水分、食事、血流、年齢、犬種、体格…。
全部を見ながら、その子に合わせて調整する。
その中で、夏に身体へ余計な負担をかけないための安全側の目安としてお伝えしています。
なぜ、そこまで夏バテを避けたいのか。
夏バテって、本当に怖いんです。
熱中症のように、誰が見ても「大変!」と分かる状態ばかりではありません。
食べムラ、嘔吐、脱水、むくみ、おねしょ、元気がない…。
「ちょっと調子が悪いだけかな?」
そんな小さなSOSとして現れることもあります。
そして怖いのは、夏が終わればすぐに元通りになるとは限らないこと。
すぐ回復できる子もいれば、夏に受けたダメージを長く引きずる子もいます。
でも、
「うちの子は大丈夫なタイプ」
なんて、事前には分からない。
だから私は、最悪を想定して安全側に備えてほしいと思っています。
今回、印象的だった10歳超えの大型犬さん。
昨年、大好きな川遊びの後に夏バテを経験し、
「今年は川遊び卒業だね」と話していました。
ところが今回、森先生から夏バテを指摘され…
飼い主さまが申し訳なさそうに、
「先生、実は1回だけ川遊びに連れて行ったんです。すごく楽しそうだったんです…」
その後、未消化の嘔吐など身体からのSOSも出ていたそうです。
たった1回。
でも、シニアの身体にとっては、その1回が大きな負担になることもあります。
「散歩に行けなくてつまらなそう」
「大好きなことだから、やらせてあげたい」
その気持ちは、とても分かります。
でもね。
「行かない選択」
「やらない選択」も、大切なケア。
無理をさせて体調を崩した時、一番後悔するのは飼い主さまです。
元気そうに見えるシニアの子も、身体はちゃんと歳を重ねています。
その小さなSOSを見つけて、
「今ならまだ立て直せるよ」
と軌道修正できるのも、健康相談会の大きな意味だと思っています。
そして、夏が終われば安心ではありません。
これからは冬に向かいます。
夏に弱らせた身体のまま、本格的な冬へ突入させないこと。
今回、名古屋と常滑の子たちを実際に見比べたからこそ、改めて伝えたいと思いました。
避けられる負担は、できるだけ避ける。
「楽しそうだから」よりも、ときには
**「今日はやめておこう」**を選ぶ。
夏バテって、思っている以上に怖い。
そして同じ夏を過ごしても、夏バテする子・しない子がいる。
だからこそ、愛犬の「今の身体」を知って、その子に合わせたケアをしていくことが大切なのだと思います🐶🌿
Special thank you❤︎
のんたん師範 @yasuno_cacao
しょこたん師範 @8_urara_mico_haru_aoba_8
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