今日は、前回の二部作に続くWanLifeからのお話です。
『結局、あなたは何を望んでいるのか?』
少し極論かもしれませんが、私はここがとても大切だと思っています。
世の中には色んな人がいて、色んな飼い主さまがいます。
そして私たち人間は、常に『選択』を繰り返しながら生きています。
何時に起きる?
何を食べる?
何を着る?
そんな日常の小さなことから、仕事、子育て、親の介護、そして愛犬との暮らしまで。
人生って、本当に選択の連続です。
特に犬育ては、愛犬自身が選べることが限られています。
言葉で自分の希望を伝えられないからこそ、その多くを飼い主さまが決めることになります。
書いているだけでも、ちょっとうんざりしますよね(笑)
ここで少し、WanLifeの私という人間のお話。
実は私、とっても『面倒なことが嫌い』な人間です。
なるべく楽をしたい。
『最小で最大の効果を』
これが私のモットーです。
でも、やる必要があることはやる。
そして、それをすることに大きな価値があるなら、飼い主さまにも理由を含めてお伝えしたい。
そんな考えで活動しています。
ただ、色んな飼い主さまとお話しする中で、今でもなかなか苦戦することがあります。
それが、
『〇〇はしたくない。でも、愛犬には健康で長生きしてほしい』
というお話。
例えば、
「ダイエットはさせたくない。でも、健康で長生きしてほしい」
一見すると、少し矛盾しているように感じませんか?
でも、私はこれを単純にわがままだとは思っていません。
きっと飼い主さま自身も、その二つの願いが時に相反することに、まだ気づいていないだけなのかもしれません。
だから私は、まずお話しします。
ダイエットをしない場合のデメリット。
適正体重に近づけることのメリット。
もちろん、減量が必要かどうかは、その子の体格や健康状態によって異なります。
その上で、もう一度お聞きしたいのです。
『結局、飼い主さまは何を一番望んでいるのですか?』
その答えが見えてくれば、優先すべきことも少しずつ整理できます。
ただし、理想と現実は違います。
ご家庭の事情もあれば、できること、できないこともあります。
だからこそ、実現可能な方法を一緒に考える。
そして、どこまでなら許容できるのか。
最終的には飼い主さま自身に選んでいただく。
これもWanLifeが大切にしていることです。
知らないからこそ、不安になる。
でも、知ることで苦しくなることもある。
それでも私は、知らないまま不安だけが膨らんでしまうことの方が、時として飼い主さまを苦しめるように感じています。
先日も、重い病気を抱えるわんこさんの飼い主さまから、治療方針についてご相談をいただきました。
もちろん、治療方針は獣医師と十分に相談し、医学的な情報を踏まえて考えることが大前提です。
その上で、飼い主さまが何を大切にしたいのか。
そこを整理するお手伝いなら、私にもできることがあるのかもしれません。
私は、飼い主さまに一人で決断してほしいわけではありません。
むしろ、一人で抱え込まなくていいと思っています。
色んな人の意見を聞いてもいい。
専門家に相談してもいい。
でも最後には、自分自身が納得できる選択をしてほしい。
『原因自分論』という考え方があります。
私はこれを、何でも自分の責任にすることではなく、自分の選択に主体性を持つことだと捉えています。
たとえ後から違う結果になったとしても、
『あの時の自分は、あの時持っていた情報の中で、自分なりのベストを考えて選んだ』
そう思える決断であってほしいのです。
未来の結果を、誰も約束することはできません。
だからこそ、選択するまでの過程が大切なのだと思います。
WanLifeが答えを決めるのではありません。
飼い主さまが迷った時に、情報を整理し、選択肢を一緒に考える。
そして、その子にとって何が大切なのかを見失わないように。
そんな『道しるべ』のような存在でありたい。
犬の身体を整えることだけが、WanLifeのトータルヘルスケアではありません。
飼い主さまが納得して選択できるように、そばで支えること。
それも、WanLifeが大切にしている役割なのです。
今日が愛犬にとって一番若い日!
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